「鶏肉がぬめって…」食中毒2000人超か インドネシア無料給食
インドネシアで、政府の無料給食を食べた後に食中毒とみられる症状を訴えるケースが相次いでいる。中部ジャワ州ラセムでは3日、生徒や教師計750人が下痢や吐き気などを訴えた。現地メディアの報道を集計すると、今週だけで2000人以上が体調不良を訴えている。
ニュースサイト「ドゥティック・コム」によると、ラセムの高校では2日、鶏肉料理「アヤム・バカール」が提供された。校長は、学校側が試食した際、鶏肉の一部に「ぬめり」があるのに気づき、取り除いたと説明している。
給食は午前3時ごろ調理され、生徒らが食べたのは正午ごろだった。3日になって生徒725人と教師25人が下痢や腹痛などを訴えたという。保健当局が原因を調べている。
今週はこのほか、東ジャワ州シドアルジョで730人、西スマトラ州アガムで237人、南スラウェシ州タナトラジャで150人など、各地で同様の被害が相次いでいる。
無料給食は、昨年1月に始まったプラボウォ大統領の看板政策。野党・闘争民主党のチャールズ・ホノリス国会議員はインスタグラムで、保健当局のデータを基に、全国の食中毒被害が5万人に達したと指摘している。【バンコク小泉大士】
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