高橋靖・水戸市長、27年市長選への不出馬表明 政界引退へ
水戸市の高橋靖市長(61)は14日、2027年5月の任期満了に伴う市長選について「立候補せず、今期限りで引退する決断をした」と述べた。同日開かれた市議会の代表質問に答えた。
高橋氏は市議、県議を経て、東日本大震災後の11年5月の市長選で初当選し、現在4期目。代表質問で後藤通子市議(魁(さきがけ)、水戸)が5期目への対応を問うと、高橋氏は「5期20年となると多選、長期政権、マンネリ化などのネガティブな言葉が生まれる期数」と説明。人口減少や少子化に歯止めがかかっていないことなどに言及し、「リーダーが変われば街が変わる。今、水戸市に求められているのは、既成概念や前例主義からの脱却で、超絶的な成長や劇的な変化だ。実現させるために私自身がゲームチェンジャーとなり、新たなリーダーに市政を託すことが最も近道」と述べた。
その後、報道陣の取材に応じた高橋氏は「もともと3期12年で終わりにしようと思っていた」と述べた。19年からの3期目の任期中はコロナ禍で思うように仕事ができず、4期目に臨んだと回顧。一方、「4期目は感染症などの不可抗力がなかった。4期やってできないものは、5期、6期やろうができない」と持論を展開した。最終的に6月の市議会定例会後に決断したと明かした。
今後は政治の世界から身を引くとし、次期市長選での後継指名をする考えはないという。任期を約8カ月残した時期の表明については「いろいろな方に(市長選に)出ていただき、市民の選択肢を増やすのが民主主義的に良いのではないか」と述べた。【鈴木敬子】
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