GoogleがAndroidアプリ開発者にメモリ使用量を削減するよう警告、2027年2月から新しい基準値が設定される
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Androidの公式アプリストアであるGoogle Playが、2つの新しい品質要件を導入しました。ひとつは「 アプリのメモリ使用量を削減すること 」で、もうひとつは「 安全でシームレスなデバイス移行体験を提供すること 」です。 Android Developers Blog: Elevating app quality: Reducing memory usage and improving device migration https://android-developers.googleblog.com/2026/08/app-quality-memory-optimization-secure-onboarding.html
Google tells Android app developers to cool it on memory use, or else | The Verge https://www.theverge.com/tech/985679/google-play-android-17-memory-limit Googleのシニア・エンジニアリング・ディレクターであり、Google Playのデベロッパーおよびマネタイズ部門のゼネラルマネージャーを務める ラガヴェンドラ・ハリーシュ・ポッタムセティ 氏が、Google Playに導入される新しい2つの品質要件について説明しています。 ◆アプリのメモリ使用量を削減 ひとつ目の「アプリのメモリ使用量を削減」は、半導体の需要増によりメモリが不足したことに起因した品質要件です。Androidはアプリが過剰なメモリを使用してシステム全体の速度低下を引き起こすことを防ぎ、ユーザーエクスペリエンス全体を保護することを目的に、 より広いメモリ制限 を設定することで、課題に取り組んでいます。 Google Playは開発者がアプリを通じてユーザーが期待するプレミアムな体験を提供し続けられるように、 パフォーマンスのしきい値 を設定しました。これには動的メモリ使用量、ビットマップ使用量、コード最適化に関する新たなしきい値が含まれており、デバイス上での予期せぬパフォーマンス低下やアプリの強制終了を防ぎます。
新しく設定されたパフォーマンスしきい値の詳細は以下の通り。 動的メモリ使用量(匿名RSS+スワップ): アクティブメモリと圧縮メモリの両方を含む、アプリのプライベートデータストレージに使用されるメモリを追跡します。コードやアセットなど、デバイスに保存されているファイルは除外されます。動的メモリ使用量は、アプリの使用中やバックグラウンドでの実行中など、さまざまなアプリの状態とデバイスのパフォーマンスカテゴリにわたって評価されます。
ビットマップのメモリ使用量: ビットマップが消費するメモリ量を評価し、アプリがフォアグラウンドにあるときはビットマップはメモリを占有しますが、バックグラウンドやキャッシュなど、アプリが非表示の状態では、長時間メモリに保持しないようにすべきです。 最適化されたDEXコード: 適切に最適化されたAndroidアプリバンドルは、メモリ使用量が少なく、起動が速く、ANR(アプリケーション応答なし)の発生を減らし、レンダリングと実行時のパフォーマンスを向上させます。最適なフットプリントを確保するため、Google Playで公開されるアプリは、R8などのツールやその他の圧縮ツールを使用して、最適化・圧縮・難読化を合わせて最低25%のカバー率で最適化する必要があります。 パフォーマンスしきい値のさらなる詳細は以下のページにまとめてあります。 Play Console technical quality requirements - Play Console ヘルプ https://support.google.com/googleplay/android-developer/answer/17492799 さらに、アプリやゲームが新たな不正行為の基準を満たすように、積極的に発見・調査・最適化できるようにするための新しいツールがPlay Consoleで提供開始されました。 動的メモリ使用量とビットマップメモリ使用量が、Android Vitals内で直接監視可能。これによりメモリの肥大化が発生している場所を正確に特定できます。
メモリ不足によるクラッシュを追跡するための新しいフィルターも追加されました。これにより、デバイスのメモリ負荷が深刻になりOSがアプリを終了したタイミングを簡単に特定できるようになります。 Play Consoleにアップロードする新しいアプリバンドルごとに、詳細な最適化インサイトが表示されるようになりました。圧縮ツールが最適化メタデータを共有している場合、コードの効率性を簡単に評価し、改善点を見つけることができます。
アプリやゲームが新しい不良動作のしきい値を超えると、Androidのバイタル概要ページに直接警告が表示されます。Androidのバイタルで最適化されていないビットマップ、DEX最適化の制限、スプリットバンドルの使用制限が検出された場合にも警告が表示され、パフォーマンスとメモリの節約をさらに促進できます。 さらに、2026年後半にはアプリが各状態に費やす時間に関する指標や、個々のアプリがデバイスメモリを過剰に使用するのを防ぐAndroidメモリリミッターに関するより詳細な情報など、追加の診断ツールが提供される予定です。ポッタムセティ氏は「これらの機能強化への継続的な投資を通じ、Googleはユーザーのデバイスフットプリントを継続的に最適化し、ユーザーに提供するエクスペリエンスを向上させることを目指しています」と説明しました。 なお、Googleは「開発者は2027年2月以降、新しく設定されたパフォーマンスしきい値を満たす必要がある」と説明しています。既存のAndroid Vitalsメトリクスと同様に、これらの基準値を超えると、アプリの動作が悪化し、デバイス上でAndroidアプリが強制終了される可能性が高くなります。 ◆安全でシームレスなデバイス移行体験を提供 もうひとつの品質要件が「安全でシームレスなデバイス移行体験を提供すること」です。 Zero-Tap Sign-In要件では、ユーザーサインインをサポートするすべてのアプリに対して、Android Restore Credentials APIを使用してユーザーがAndroidデバイス間で移動した場合にサインイン状態を自動的に復元することを義務付けています。このAPIにより、ユーザーが新しいAndroidデバイスで初めてアプリを開いた場合であっても、追加のタップ操作なしに安全かつ迅速にアカウントにサインインできるようになります。 Google Playは2027年4月から、アプリが完全な公開機能とGoogle Playでの最適な表示を維持するために、Zero-Tap Sign-In要件を満たすことを義務付けます。記事作成時点では
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