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「何時に朝食を食べるのか」が早死にリスクや寿命と関連しているとの研究結果

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「何時に朝食を食べるのか」が早死にリスクや寿命と関連しているとの研究結果

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朝食はその後の1日を左右する重要な食事だとみられており、毎日しっかり朝食を食べることは健康にもいいとされています。3万人以上のデータを分析した新たな研究では、「何時に朝食を食べるのか」が早死にリスクやその後の余命と関連していることが判明しました。 Meal timing and eating window with all-cause and cardiovascular mortality and life expectancy: population-based cohort study | European Journal of Clinical Nutrition https://www.nature.com/articles/s41430-026-01796-1 Massive Study Links The Time You Eat Breakfast to How Long You'll Live : ScienceAlert https://www.sciencealert.com/massive-study-links-the-time-you-eat-breakfast-to-how-long-youll-live 朝食に関するアドバイスの多くは、「どのような朝食が健康にいいのか」といったものですが、朝食の時間そのものも健康を左右する可能性があります。しかし、これまでの研究では朝食を抜くことや深夜遅くの食事が健康状態の悪化と関連付けられていたものの、朝食の時間帯と健康状態の関連はよくわかっていなかったとのこと。

そこで、中国の華中科技大学の研究チームは、1999~2018年にかけて実施された米国全国健康栄養調査(NHANES)で収集された、40歳以上の成人3万1044人のデータを分析しました。このデータには、被験者が過去24時間に飲んだり食べたりしたものが摂取時間と合わせて記載されています。 研究チームは午前4時以降に摂取したカロリーを含む飲食物をすべて「最初の食事(朝食)」と認定し、午前4時以前に摂取した最後のカロリー入り飲食物を「最後の食事(夕食)」と認定しました。そして、これらの記録を2019年末までに登録された被験者の死亡記録と結びつけました。

追跡期間の中央値は8.6年で、追跡期間中に合計7129人の被験者が死亡し、このうち2259人は心血管疾患が原因でした。研究チームは年齢・喫煙習慣・身体活動レベル・食事の質・ボディマス指数(BMI)・カロリー摂取量・収入・既往症といった要因を考慮して分析を行いました。

分析の結果、朝食を7~8時に食べる場合と比較して、8~10時に食べる人はあらゆる原因による死亡リスクが10%高くなることが判明。この傾向は朝食時間が遅くなるにつれて増加し、朝食が10~12時になると死亡リスクの増加は19%、12時以降になると29%にまで上昇しました。 心血管疾患による死亡率も同様の推移をたどり、12時以降に朝食を食べる人は7~8時に朝食を食べる人と比べて、心血管疾患による死亡リスクが46%も高くなりました。また、50歳時点での 平均余命 を比較したところ、12時以降に朝食を食べる人は7~8時に朝食を食べる人より2.46年も短いと推定されています。 夕食の時間帯に目を向けると、単に時間が遅くなるにつれてリスクが上昇するのではなく、「U字型」の関連性が見られました。19~20時に夕食を食べる人と比較すると、19時以前に夕食をとる人はあらゆる原因による死亡リスクが13%高く、0時以降に夕食をとる人も死亡リスクが27%高かったとのことです。 論文の上級著者である華中科技大学の ツィーレイ・シャン 教授は、「食事のタイミングは体の末梢(まっしょう)の概日リズムにとって重要な手がかりとなります。最初の食事の時間が遅かったり、夜遅くに食事をしたりすると、 概日リズム の乱れや 代謝 障害、たとえば脂質や糖代謝の障害につながる可能性があります」と述べました。

シャン氏は、確かにデータからは19~20時に夕食をとる人の死亡リスクが低いことが示されたものの、だからといって19~20時がすべての人にとって最適な夕食の時間帯だとは限らないと指摘しています。もちろん、極端に遅い時間帯に夕食をとると概日リズムや代謝が乱れる可能性がありますが、早い時間帯の夕食はスケジュールや病気、あるいはカロリー摂取不足などが原因である可能性があります。 実際に早い時間帯に夕食をとる人は年齢が高く、食事の回数自体が少なく、持病が多い傾向にあったとのこと。つまり、早い時間帯の夕食は健康状態を左右する原因ではなく、むしろ健康状態を示すサインかもしれないというわけです。 同様に遅い時間帯の食事も、健康状態の悪化・睡眠不足・交代勤務・社会経済状況などの結果として現れる可能性があります。シャン氏は、「したがって食事時間が遅くなることは、直接的な因果関係の決定的な証拠というよりは潜在的なリスクマーカー、あるいは改善可能な行動として解釈されるべきです」と述べました。 なお、今回の研究はあくまで観察研究であり、食事のタイミングについても研究開始時に過去24時間の状況を聞き取ったものに過ぎません。そのため、被験者の長年にわたる生活習慣を反映したものではない可能性があります。他にも、被験者の クロノタイプ や詳細な睡眠パターンなど、測定されていない要因が結果に影響を与えた可能性があります。 シャン氏は、「人々はこれらの調査結果だけに基づいて、食生活のスケジュールを極端に変えるべきではありません」と述べ、無理に食事時間を変えようとすることに注意を促しました。

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