奈良のキトラ古墳国宝壁画、3面同時公開へ 開館10周年記念
文化庁はキトラ古墳(奈良県明日香村阿部山)国宝壁画の秋の一般公開を9月19日~10月18日に開催する。今回は公開施設「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」の開館10周年記念として、南壁「朱雀」、北壁「玄武」、東壁「青龍」の3面を同時公開する。入場無料。事前申込制で、1次募集は8月23日まで。
世界文化遺産「飛鳥・藤原の宮都」の構成資産・キトラ古墳は7世紀末~8世紀初めの円墳。壁画は1983年に発見され、石室の東西南北に青龍、白虎、朱雀、玄武の各方位を守る四神、天井に東アジア最古例の天文図がある。壁画は劣化のため、2004年から6年あまりかけ、しっくいごとはぎ取って古墳外で保存している。
「四神の館」は16年9月開館した古墳に隣接する壁画保存・展示施設。年4回、原則1面ごとに壁画を定期公開している。キトラ古墳石室の実物大模型もあり、7月の世界遺産登録以降は「飛鳥・藤原」を紹介する現地の施設のひとつとして人気を呼んでいる。
壁画公開の定員は1日約420人。9月30日と10月14日は休み。1次募集は公式サイトか往復はがき(8月23日消印有効)で受け付ける(応募多数の場合は抽選)。問い合わせは事務局(06・6281・3060)。【皆木成実】
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