89歳の日本人遺族、犠牲の長男へ「これが最後」 米テロ25年
晴天だったあの日と違い、朝から曇り空に覆われた米ニューヨーク。2001年9月の米同時多発テロから25年となった11日、倒壊した世界貿易センタービル跡地で追悼式典が開かれた。日本人遺族も参加。長男の杉山陽一さん(当時34歳)を亡くした住山一貞さん(89)は「これが最後」と息子に伝えたと語った。
国際テロ組織アルカイダのメンバーに乗っ取られた1機目の旅客機がビル北棟に激突した午前8時46分、会場に鎮魂の鐘が響いた。クリントン、ブッシュ(子)、オバマ、バイデン各氏ら歴代大統領を含め、参列者は目を閉じ犠牲者を悼んだ。
住山さんは2本のつえをつかみ、ゆっくりとした足取りで会場入り。妻のマリさん(86)の手には花束があった。住山さんは「ここに来ると痛みを分かち合えるような気がします。…
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