イラン「米国の制裁に断固立ち向かう」 インフレ抑制などに重点
米国が経済制裁を強める中、イラン政府は29日、米国の制裁に断固として立ち向かうと発表した。イラン国営メディアが伝えた。防衛と外交の両面で対応していくとし、インフレの抑制やドルの依存への段階的な縮小などに重点を置くと強調した。
経済制裁と長引く戦闘で、イラン経済は疲弊しており、ロイター通信によると、7月の年間インフレ率は66%に上っている。イランのペゼシュキアン大統領は28日、米国によるイランの港湾封鎖により、ここ数カ月でイランの石油の輸出入は25~35%減少していると明らかにした。
イランの精鋭軍事組織・革命防衛隊は、原油輸送の要衝、ホルムズ海峡を完全に支配しており、イランと調整していない船舶の航行はできないと主張。トランプ米大統領が27日、米ニュースサイト「アクシオス」に対して、「海峡は開いている」と発言したことを否定した形だ。【エルサレム松岡大地】
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