「結束」演出のBRICS 裏で加盟国間の対立も 首脳会議閉幕
インドの首都ニューデリーで開催されていた有力新興国の枠組み「BRICS」の首脳会議は13日、2日間の日程を終えて閉幕した。会議では、合意形成が難航するとみられていた共同宣言を初日に採択して結束をアピールした一方、首脳らの発言からは、加盟国間の「対立」も垣間見えた。
12日に採択された共同宣言では、加盟国のイランとアラブ首長国連邦(UAE)の間に意見の対立があった中、焦点の一つだった中東情勢にも言及し「深い懸念」を表明。関係国に「最大限の自制」を求めた。インドメディアによると、文言の調整は会議の直前まで続き、合意にこぎ着けたという。
一方で、中東情勢を巡っては特定の国の名指しを避けた。さらに、ロシアが侵攻を続けるウクライナに関する言及はなく、加盟国への「配慮」がにじむ文書となった。
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