韓国のパワーにねじ伏せられ 日本完封負け U18アジア選手権
マウンド付近で派手に水を掛け合って喜び合う韓国の選手たちを、高校日本代表チームは目に焼き付けるように見入った。今大会2度目の対戦でもパワーで勝る相手にねじ伏せられた。
立ちはだかったのは身長195センチのエース左腕・河弦丞だった。2次リーグでは五回から登板し3回をパーフェクトに抑えられ、五つの三振を喫した。
対策は練ったが、相手が上回った。腕が遅れて出てくるようなフォームから最速150キロ超の直球と鋭く曲がるスライダーを中心とした変化球で組み立て、攻めは外角中心。
日本はベルトより上の外角球に狙いを定めた。浮いた球を強振するも差し込まれて凡打に。追い込まれると左打者はスライダー、右打者は沈む球にバットが空を切った。
チーム唯一の安打は六回の福島陽奈汰(東海大熊本星翔)の右前打だけで、二塁すら踏むことができなかった。2三振を喫した1番・井口瑛太(関東一)は「(狙い球を)空振りしたり、ファウルにしたりで、このレベルは1球で仕留めなければいけない」と唇をかみしめた。
韓国は各打者の振りも鋭く日本との差は歴然だった。岡田龍生監督は「社会人レベルくらいの体とパワーだった」と振り返り、「世界でも勝てる選手を育成していく。野球界全体で考えていかないといけない」と課題を口にした。【台北・村上正】
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