阪急電鉄、中づり広告終了へ 27年4月に 関西大手私鉄で初
阪急電鉄は14日、2027年4月に車内の中づり広告を終了すると発表した。関西で運行する大手私鉄5社(近鉄・京阪・南海・阪急・阪神)では初めての取り組みだが、他社でも掲出数を削減する動きが出ている。
阪急によると、スマートフォンの普及で乗客の情報取得の手段が変わってきたことや、「より落ち着いた空間で過ごしたい」との期待が高まっているためという。来春の4月4日限りで終了する。年間約83万枚相当の紙資源の削減を見込んでいる。
阪急では、遅くとも1925年ごろには中づり広告が始まり、沿線情報やイベントを知らせる役割を担ってきた。今後は、ドア上の液晶ディスプレーや、ドアに貼るステッカーなどで広告を継続する。阪急は「車内の見通しや開放感を高め、より快適な車内空間の実現を目指す」としている。
関西の他の大手私鉄でも、中づり広告の掲示に変化が出ている。京阪電鉄は今月5日から、車両の中づり広告を1両当たり6カ所から4カ所にと試行的に削減。阪神電鉄も27年春に導入予定の新型車両「3000系」(6両編成)で中づり広告を廃止する。【国本ようこ】
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