NVIDIA製品を中心に横ばいになっていたグラフィックカード価格が再び高騰
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10カ国の価格を追跡した調査により、過去半年の間にグラフィックカードが急激に値上がりしていることが判明しました。特にNVIDIAのグラフィックカードが影響を受けているとのことです。 Graphics Card Prices Are Rising Fast (Again), and GeForce Is Taking the Biggest Hit | TechSpot https://www.techspot.com/article/3167-gpu-pricing-q3-2026/ テクノロジー系メディアのTechSpotは、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、イギリス、カナダ、インド、フィリピン、ブラジル、ポーランド、オランダの10カ国で「各国の価格比較サイトで最も安いモデル」を調べ、不定期に価格情報を記録しています。今回は2026年8月の記録が公開されました。 GIGAZINE読者の使用率が 比較的高い 「NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti」を見るとこんな感じ。アメリカやオーストラリアなどは2026年2月時点に比べて7月は価格が下がっていますが、8月は2月時点よりも値上がりしています。全体平均では7月から8月にかけて17%値上がりし、2月時点からは14%高くなっているとのことで、TechSpotは「年初に価格が急騰し、その後は横ばい状態が続いている」と分析しています。
「RTX 5050」の8月の価格は2月比で19%、7月比で14%値上がりしており、特にインドでは日本円換算で7月から2万6000円程度値上がりしているとのこと。「RTX 5060」は1カ月で32%も上昇している国があり、アメリカでは2月から8月の半年で約2万4000円値上がりしました。ただし、地域によっては2月より値下がりしたところもあります。
「RTX 5060 Ti」の8GBと16GBモデルを比較すると、16GBモデルの方が割高でした。8GBモデルは平均してメーカー希望小売価格を14%程度上回る価格で販売されていますが、16GBモデルは70%を超えるためです。世界的に見ると、「RTX 5060 Ti 16GB」は「RTX 5090」に次いで2番目に割高なグラフィックカードだとのことです。 メーカー希望小売価格で比較すると、「RTX 5070」は「RTX 5060 Ti 16GB」よりも28%高いですが、実際の販売価格は10%高い程度に落ち着いているとのことです。TechSpotは「RTX 5070のVRAM容量が12GBと少ないことが一因だと考えられる」と指摘しました。「RTX 5070 Ti」はメーカー希望小売価格を44%上回り、世界で3番目に割高なグラフィックカードとなっています。
ハイエンドのグラフィックカード「RTX 5080」も半年で約2万4000円値上がりしました。ただ、世界的に見て値上がり幅はわずかであり、2月時点ですでに高値だったことが示唆されています。 「RTX 5090」は6カ月間の値上がり幅がダントツで、約6万4000円ほどの値上がりを見せる国も。アメリカではなんと希望小売価格を145%も上回っているそうです。TechSpotは「RTX 5090をゲーミング用と位置づけるのはもはや難しく、ワークステーション級の価格設定になってしまっている」と指摘しました。
一方でNVIDIAのライバルであるAMDの値上がり幅は控えめです。「AMD Radeon RX 9060 XT 8GB」は2月から平均20%価格が上がりましたが、「RX 9060 XT 16GB」はわずか11%の値上がり。「RX 9070」は2月時点と比べてわずか5%の値上がりにとどまっており、これはTechSpotが追跡しているどのモデルよりも6カ月間の値上がり幅が小さいとのことです。 TechSpotは「現在の価格状況は芳しくなく、7月までの数カ月間は価格が横ばい、あるいはわずかに上昇する傾向が見られましたが、その後市場全体で急激な価格上昇が見られました。6月に欲しいグラフィックカードを購入できなかった場合、今となっては完全に損をしている状態です。しかも、価格がすぐに以前の水準に戻る兆候は全く見られません」と述べました。
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