7月の貿易赤字6345億円 中東原油輸入量32%減 財務省発表
財務省が20日発表した7月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は6345億円の赤字となった。赤字は3カ月連続。エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖など中東情勢の混乱が長期化し、原油価格の高騰が収支を圧迫した。中東からの原油の輸入量は前年同月比32・8%減の718万2千キロリットルとなった。
世界全体からの原油の輸入量は5・5%増の1210万6千キロリットルだった。主に米国からの代替調達が進んだ。政府はこれまで7月には前年並みの水準に回復する見込みだと説明していた。
原油の輸入額は87・8%増の1兆4089億円と大幅に増えた。円安の影響を背景に原油1キロリットル当たりの輸入単価が、円ベースで78・0%増の11万6380円に上昇したことが響いた。
輸出は23・2%増の11兆5118億円。中国向けの半導体や米国向けの大型自動車が好調だった。輸入は27・8%増の12兆1463億円。原油のほか、台湾からの半導体や非鉄金属も増えた。(共同)
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