台風25号 土砂崩れで行方不明者も 160万人超に避難指示
大型で強い台風25号の影響で21日、関東や伊豆諸島などの広い範囲で大雨が降り、気象庁は伊豆諸島の東京都大島町に警戒レベル5土砂災害特別警報を発表した。総務省消防庁などによると、午後6時までに神奈川県横須賀市で女性1人が土砂崩れに巻き込まれ連絡が取れなくなったほか、三浦市でも2人が土砂崩れに巻き込まれた可能性が浮上。千葉県袖ケ浦市で男女2人がけがをした。
大島町大島では21日午後3時20分までに、9月の12時間降水量として観測史上最大となる471・5ミリを記録。町は全域に、レベル5に対応して直ちに命を守る行動を取るよう求める「緊急安全確保」を出した。千葉県内の一部にも河川氾濫の恐れがあるなどとして緊急安全確保が出されたほか、午後3時時点で東京都など関東・東海5都県の160万人以上に避難指示が出された。
気象庁によると、台風は21日午後4時時点で千葉県勝浦市の南約130キロを時速35キロで北東に進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は40メートル。21日夜に関東甲信に接近した。22日午後6時までに予想される24時間降水量はいずれも多いところで、関東で200ミリ、伊豆諸島、東北でそれぞれ100ミリとなっている。【菅健吾、福沢光一、金森崇之】
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