近畿の大地震「50~60%」の衝撃 専門家が警戒「割れ残り」
調査に携わった同志社大の堤浩之教授(変動地形学)が、特に警戒が必要だと指摘するのは、過去に大地震を引き起こした「あの断層」だ。【聞き手・露木陽介】
◆地震調査委では1995年の阪神大震災以降、マグニチュード(M)7以上の大地震を起こす恐れがある長さ20キロ以上の主要な活断層を対象に、地震の規模や発生確率を個別に評価してきました。
しかし、2004年の新潟県中越地震(M6・8)のようにM7未満の地震でも大きな被害が発生したほか、08年の岩手・宮城内陸地震(M7・2)では主要な活断層以外で地震が発生しました。
このため16年前に評価手法を見直し、M6・8以上の地震を起こす可能性がある、長さ15キロほどの断層にまで対象を拡大しました。同時に個別の活断層だけではなく、地域全体としての地震リスクを評価する手法を導入しました。
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