沖縄知事選2026:決定打なき基地問題 「結果がすべて」か「声を上げ続ける」か
11日、沖縄県北谷(ちゃたん)町。自民党や参政党などの推薦を得て、知事選に挑む元那覇市副市長の新人、古謝(こじゃ)玄太氏の集会で、北谷町を含む衆院沖縄2区選出の宮崎政久副防衛相は壇上で声を張り上げた。
「結果」の一つとして、町内の基地沿いを流れる河川の氾濫対策を米軍と調整しながら進めた政府の実績をアピール。政府と足並みをそろえる古謝氏なら、基地問題の具体的な解決策を示せるという趣旨だった。
沖縄の保守勢力はしばしば基地問題に関心が薄いと批判されるが、負担軽減にも取り組む姿勢を示してきた。「米軍や自衛隊の抑止力と県民生活のバランスをどう取るか。現実的に対応するのが保守だ」。古謝氏の陣営幹部は力を込める。
米軍基地問題を軸に保革が競り合った沖縄政治は、安全保障環境の変化を背景に新たな局面を迎えている。27日に告示される沖縄県知事選(9月13日投開票)は時代の分水嶺(ぶんすいれい)となるのか。現場の動きを報告する。
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