1両の路面電車で初 京都「KYOTRAM」にブルーリボン賞
京都市内を走る路面電車「嵐電」で2025年2月から運行中の新型車両モボ1形、愛称「KYOTRAM(きょうとらむ)」が、鉄道友の会の26年の「ブルーリボン賞」を受賞した。日本の鉄道史を飾る車両に贈られる最高賞で1958年に始まり、関西以西の中小事業者の受賞は初。開発導入した京福電鉄が11日、嵐山駅で受賞式を開いた。
同賞は前年に運転を始めた新造・改造車両を対象に、鉄道ファンである会員約3000人の投票をもとに選考委員会が選ぶ。路面電車の受賞は07年の富山ライトレール(現・富山地方鉄道)0600形に続き2例目で、1両で走る形式では初。鉄道友の会によると、KYOTRAMの会員投票での得票率は4割に上ったという。
受賞式では佐伯洋会長が、デザインも機能も調和された車両と評し、「調和、和の調べは日本を代表する観光地の京都にふさわしい」とあいさつ。車両への積極的な投資は中小事業者には難しく、従来はJRや大手私鉄の特急車両の受賞が多かったといい「今回は地方鉄道の応援につながり、会としてもうれしい」と取材に話した。
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