27年度概算要求、初の130兆円超へ 4年連続で過去最大更新
政府の2027年度予算編成に向け、各省庁が提出する概算要求の一般会計総額が初めて130兆円超となる見通しになったことが21日、判明した。4年連続で過去最大を更新する。高市早苗政権が掲げる「責任ある積極財政」の下、新設された投資枠では各省庁が要求する予算の上限が設けられておらず、規模感が注目されていた。
財政悪化の懸念などから金利が上昇しており、借金である国債の利払い費も増える。政府は算出に使う想定金利を26年度の3・0%から大幅に引き上げ3・8%にする方向で調整している。
従来の概算要求では要求額に一定の歯止めをかける「シーリング(天井)」が存在したが、経済成長のため、政権が重視する成長分野への投資枠には上限がなくなった。「もはやシーリングと呼ぶべきものはない」(片山さつき財務相)状況で予算要求が膨らんだ。
補正予算編成を緊急かつ必要性の高い案件に限る政権の方針で、必要な予算は当初予算で措置するよう予算編成のあり方が変わったことも、増額に影響している。
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