台湾27年度防衛費、初の1兆台湾ドル超え 総統「平和への投資」
台湾の頼清徳総統は17日、2027年度防衛予算案を総額1兆1225億台湾ドル(約5兆6000億円)以上とする方針を明らかにした。予算案として1兆台湾ドルを超えるのは初めて。総統府が行政院(内閣に相当)に対する聞き取り内容を発表した。
防衛予算案では26年度に続いて域内総生産(GDP)比3%を超える見通し。頼政権はGDPに占める防衛費の割合を30年までに5%に引き上げる目標を掲げている。統一を掲げる中国の圧力が続く一方、米国は台湾などに対して対中防衛コストをより負担するよう求めている。
ただ、頼政権は25年に米製兵器購入などにあてるため26年からの8年間で計1兆2500億台湾ドルにのぼる特別防衛予算案を提出したが、立法院(国会に相当)で過半数を握る野党の反対で予算額は6割に削減された。【台北・林哲平】
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