仇討ちの舞台で「数馬茶屋」再開 3年2カ月ぶり 三重・伊賀
日本三大仇討(あだう)ちの一つに数えられる「伊賀越(ごえ)の仇討ち」の舞台となった「鍵屋の辻」の史跡公園(三重県伊賀市小田町)で、「数馬茶屋」(国登録有形文化財)が1日、営業を再開した。2代目女将(おかみ)の井上秀子さん(73)は「次代につなぐ」と、決意も新たに3年2カ月ぶりとなるのれんを軒先に掛けた。9日午後1~4時、再開のあいさつで抹茶などを振る舞う。【大西康裕】
井上さんは1日午前10時、営業休止前から使っていたのれんを出した。「この年で再開できたのはすごくうれしい」。午前11時過ぎに四十数年ぶりに訪れた四日市市の男性(73)が「伊賀牛切落(きりおと)しカレー」を注文。男性は簀子(すのこ)天井や無双窓のある室内を見て「職人が楽しんで作ったのが分かる。こういうのを残すことが大事」と話した。
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