南米エクアドルで「原爆展」 JICA隊員ら、ヒロシマを伝える
国際協力機構(JICA)の海外協力隊員に広島から応募した隊員たちは赴任地で、創意工夫を凝らした草の根の「原爆展」を開き、ヒロシマを世界に伝えている。南米エクアドルでは今夏、高齢者施設で活動する隊員が、平和と命の大切さを伝えたいと企画した。
昨年4月から2年間の任期で、エクアドル北部のカヤンベ市で活動している吉井育子さん(63)。広島で30年以上暮らし、病院の看護師として勤めた後、ケアマネジャーの資格を取り介護現場でも長年働いた。
配属先の入居型介護施設で7月、入所者の作品展や家族との交流会があるのに合わせて、オリジナルの「原爆展」を企画した。原爆被害の様子を伝える映像の上映やパネル展示、千羽鶴の紹介など。平和の願いなどを書いた色とりどりの紙を飾る「平和の木」を設け、入居者のほか子どもを含む大勢の来場者がメッセージを寄せてくれたという。
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