石川・富山の大雨、住宅被害は1000棟超 今も3地区孤立状態
能登半島南部を中心に石川、富山両県に大きな被害をもたらした大雨から3日で1週間。床上・床下浸水など住宅被害は両県で計1000棟を超えたほか、現在も富山の3地区で孤立状態が続き、両県の約60人が避難所に身を寄せる。住民らも連日、暑さの中で浸水した建物の片付けなどに追われている。3日は北陸で再び激しい雨が降る見込みで、気象庁は低い土地の浸水や土砂災害への警戒を呼びかけている。【衛藤達生、浜名晋一】
8月26日から27日にかけて石川、富山両県では記録的な大雨となり、気象庁は27日早朝、石川県の羽咋市、志賀町、宝達志水町、中能登町と富山県氷見市にレベル5大雨特別警報を発表した。
石川県によると9月2日現在、同県では6人が転倒などで軽傷。住宅被害は、羽咋市など4市町で床上・床下浸水が計444棟に上り、土砂崩れなどによって10路線10カ所の道路で通行止めが続いている。道路が寸断され、孤立していた集落は8月30日までに全て解消した。
氾濫した河川も3河川4カ所で応急復旧が完了していない。中能登町内で線路下の土砂が流出し羽咋―七尾間で運休しているJR七尾線と、全線運休しているJR氷見線は、いずれも9月6日からの再開を目指している。
富山県によると、浸水などによる住宅被害は1日現在、計623棟で、ほとんどが氷見市に集中。道路の寸断で同市内では床鍋など3地区で孤立状態が続いており、市がドローンを使って生活物資を届けている。
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