元柔道選手、野球素人 監督の28年と有終の美 軟式・福大大濠
8月29日に閉幕した第71回全国高校軟式野球選手権大会(日本高校野球連盟主催、毎日新聞社など後援)で、北部九州代表の福大大濠が4強に食い込んだ。大会を最後に勇退する中島康裕監督(63)は28年間指揮を執ってきたが、元々は柔道の選手で、野球は門外漢だった。「素人が監督を始め、最後は12年ぶりにベスト4。楽しかった。選手たちに感謝している」と感慨深げに話した。
軟式野球部の監督生活は思いがけない形でスタートした。1999年春のこと、軟式野球部の監督からユニホームを手渡され、「明日、代わりに試合に行ってくれないか。ちょっと用事があるから」と頼まれた。会場に行ってみると、試合は公式戦の県大会だった。当時はちょうど柔道部を離れていた時期で、そのまま軟式野球部の監督を務めることになった。
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