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焼酎ブーム再来の兆し 13年ぶり出荷量増 フレーバー系追い風

Mainichi ·
焼酎ブーム再来の兆し 13年ぶり出荷量増 フレーバー系追い風

鹿児島県酒造組合は10日、県産本格焼酎の年間出荷量(2025年7月~26年6月)が前年度比1・6%増の8万3416キロリットル(アルコール分25度換算)に上り、13年ぶりに増加に転じたと発表した。県庁で記者会見した浜田雄一郎会長は「フレーバー焼酎に、都市部の女性、若年層が関心を持ち始めており、焼酎ブーム再来の兆しをつかみ始めている」と期待感を語った。

県内の出荷量は前年度比4・6%減だったが、県外出荷量が5・7%増と好調だった。原料の芋の種類や熟成方法を工夫し、フルーツ系の華やかな香りを持たせたフレーバー焼酎が健康志向にも乗って浸透しつつあり、微減が続いていた出荷量を押し上げた。10万キロリットルを突破した宮崎県に次ぐ出荷量で、原料別では芋69%、麦22%、黒糖7%と続いた。

組合が中長期的課題に挙げる海外への出荷は2年連続の増加となったが、前年度比13・1%増の523キロリットルにとどまった。中国が4・3%減と伸び悩み、36・2%増と市場が拡大傾向にある韓国が中国を抜いて最大の輸出国となった。浜田会長は「国際マーケットはまだまだ未開拓だが、世界で通用しないはずがない。伸びしろがあるということだ」と力を込めた。【藤野智成】

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