AI活用の研究促進へ 関連予算に前年比7倍の3789億円
文部科学省は2027年度予算の概算要求で、人工知能(AI)を活用した科学研究「AI・フォー・サイエンス」に関連した予算として26年度当初予算の約7倍となる3789億円を盛り込む。AIを使った実験の自動化や、迅速な新発見を目指す研究に1932億円を支援し、国内のAI関連の研究力を強化する。
研究支援には、主に海外連携で世界最先端の研究をする大型事業と、AIを研究に導入する補助事業の二つがある。大型事業は6月に日米連携を発表した科学研究を変革させる米国家プロジェクト「ジェネシス・ミッション」の共同研究などが対象。研究に特化したAIモデルを開発し、両国の豊富なデータを生かし、バイオや材料など重要分野で世界的な発見を目指す。
AI導入の補助事業は26年度に始まったが、1000件の募集に約3万4000件もの応募があった。27年度は3000件に枠を拡大する方針。スーパーコンピューターの利用料や実験機器の整備費など、AIを導入するための必要経費を補助する。
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