電柱の写真撮影でアマギフもらえる? NTT東Gの参加型ゲーム
スマートフォンで電柱の写真を撮って、撮影した電柱同士を画面上でつないで、その距離を競う――。こんな参加型ゲーム「ピクトレ」が東北などで開催されている。電柱の写真はNTT東日本のグループ会社に送られ、老朽化した電柱の早期発見、そして点検、修理に活用される。ゲームを楽しみながら社会貢献できる仕組みだ。
ピクトレは「デジタル・エンターテインメント・アセット」(DEA、東京都)などが開発。NTT東日本グループで、電柱の保守業務を担うNTT―ME(東京都)などと連携して、東日本エリアでゲームを展開している。
NTT―MEなどによると、東日本で管理する電柱は約565万本ある。作業員が現地に行って点検しており、作業の効率化が課題になっている。ゲームの参加者に電柱を撮影してもらうことで早期の異常発見を目指す。
ピクトレはアプリを取得して、3チームに分かれ、地図上に示される対象の電柱を撮影する。全景や電柱番号など指定された撮影をして送信すると電柱1本当たり15円相当の報酬を獲得できる。報酬はアマゾンギフト券などと交換できる。
しかし、首都圏や駅周辺などに比べて、山間部や沿岸部で撮影が進んでいない。撮影を活性化させるため、東北6県に長野、新潟両県を合わせた計8県で8月29日から11月15日まで、報酬を電柱1本当たり50~300円相当に増額する。
DEA執行役員の栗原英誠さんは「電柱の撮影に企画を重ねることで、観光促進や地域おこしにもつなげたい」と言う。NTT―ME設備マネジメント部の小保方篤志さんは「電柱の点検には非常に多くの人的資源が必要。通信インフラの維持、管理に市民の力添えをいただき、新しい試みを定着させたい」と期待している。【山田英之】
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