経済プラス:「50年」住宅ローンに黄信号? 金融庁、過剰融資の監視強化へ
不動産価格の高止まりを受け、若者を中心に返済期間40~50年の「超長期」ローンを組む人が増えている。しかし、金利上昇が続く中、長期の借り入れで返済総額が膨らむことに対する懸念も強い。
返済中にマンションなど住宅相場が大きく崩れれば、家を売っても借入額を返せなくなる恐れもある。金融庁も過剰な融資をしていないか金融機関の実態調査に乗り出す方向だ。
最寄り駅まで徒歩10分。築27年ながら販売価格は女性の年収の約7倍と高い。35年ローンでは利子、共益費、修繕積立金を含め、月の支払額は手取り給与の3分の1を超えてしまう。ためらう女性に営業員が示したのが「超長期」ローンだった。
月々の支払額は数万円低くなり、女性が現在、住んでいる賃貸マンションの家賃とそう変わらない額になる。しかし、80代になるまでローンを払い続ける自信はなかった。
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