千葉豪雨1週間 複数マンションで続く停電 JR外房線一部運休
千葉県の広い範囲に浸水被害をもたらした記録的な豪雨から20日で1週間となった。死者は関連調査中を含め13人、重傷者2人、軽傷者42人に上り、2800棟以上の住宅に浸水などの被害が出ている。千葉市では水没し動かなくなった車両約2500台が路上に残され、市は幹線道路を優先して撤去作業を進めた。
市街地では排水機能が追いつかず、地上に水があふれる「内水氾濫」が起きて急速に被害が拡大した。千葉市の複数のマンションで地下の電気設備が水没し、停電が続く。市が路上から移動させた車については、所有者の特定を急ぎ、引き取りを求める。
県の19日午後の集計によると、浸水被害があった住宅は床上1206棟、床下1489棟の計2695棟で、前日から約400棟増えた。全壊3棟、半壊78棟、一部損壊は49棟だった。
JR外房線の大網駅(大網白里市)と誉田(ほんだ)駅(千葉市緑区)の間は19日も運休した。JRは24日の運転再開を目指しており、それまでは代行バスを運行させる。枕木の下の砂利が流失した土気(とけ)(緑区)―大網間の復旧作業に時間がかかっているという。
災害ボランティアの活動も本格化している。県社会福祉協議会によると、市原市や大網白里市など10市でボランティアの募集や活動が始まり、登録者数は約1100人。19日は、浸水した家屋の清掃や家具の搬出を手伝う姿がみられた。【平塚雄太、森田采花】
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