「大統領」待遇で外交着々 ASEAN復帰のカギはスーチー氏
7月のラオスを皮切りにタイ、ベトナムを訪れ、11~12日にはカンボジアを国賓として訪問した。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国を個別に回り、「大統領」として受け入れられる場を広げる一方、ASEAN首脳会議への出席はなお認められていない。
ミャンマーでは昨年末から今年初めにかけ、主な民主派勢力が排除される中、国軍主導で総選挙が行われた。軍系政党が圧勝し、4月に形式上、軍政から民政に移管した。ミンアウンフライン氏は国軍最高司令官を退き、新体制のトップに就いた。
カンボジアでは、フン・セン上院議長が国家元首代行としてミンアウンフライン氏を迎え、フン・マネット首相とも会談した。両国は投資保護や二重課税防止など4文書に署名。カンボジア側は同氏を「ミャンマー大統領」と表記し、国家元首として厚遇した。
新体制発足後、ASEAN加盟国への訪問は4カ国目だ。ラオス、タイでも首脳らと会談。ベトナムでは防衛・安全保障協力を両国関係の「主要な柱」として強化することで一致した。
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