大阪メトロ「ヒューマノイド駅員」登場 AI搭載、60言語対応
生成AIを搭載した「ヒューマノイド駅員」が8月31日、大阪メトロ御堂筋線梅田駅に登場した。制服を着た人型ロボットが、利用者の質問に応じて乗り換えルートや周辺の観光情報を案内。英語や中国語など約60の言語に対応するという。
利用客へのサービス向上や人手不足の解消を目指し、同社と通信大手KDDI(東京)、ヒューマノイド開発を手がける「AVITA」(アビータ、東京)の3社による実証実験。ヒューマノイドはアビータ社長で大阪大教授の石黒浩氏がデザインし、米グーグルの生成AI「ジェミニ」を搭載した。
利用者が「大阪城に行きたい」などと質問すると、ルートを音声で回答する。質問に応じて、情報を閲覧できるQRコードを近くのパネルに表示し、スマートフォンで確認することもできる。
0~5歳の3人の子供を連れた吹田市の秋枝真胡さん(35)は「子供がおいしいラーメン店を聞いたら答えてくれたが、表情が人間のようにリアルでびっくり。授乳室の場所や駅のエレベーターの位置などを聞けたら便利だと思った」。大阪市の主婦、宮川純子さん(48)は「(石黒氏のヒューマノイドが展示されていた)大阪・関西万博に通っていたので、アフター万博のようで楽しかった」と喜んだ。
大阪メトロの大串忠弘Maas戦略課長は「ヒューマノイドがお客様に受け入れられるかなどを確認したい」と話す。ロボットの活用で、人の駅員を安全確認などの業務に集中させられることも期待できるという。
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