ポイ捨て防ぐ「ちいさなひと」 横断幕設置し啓発 東京・六本木
東京都港区は六本木交差点周辺でのごみのポイ捨てを防ぐため、公募で選んだデザインを使った啓発事業を始めた。交差点から約300メートルの外苑東通りと六本木通りに路面シールや横断幕を設置し、区によると、六本木駅の改札付近などで動画も流している。【尾上雅典】
デザインは、グラフィックデザイナー、OHAGIさんの「Roppongiに住まうちいさなひとたち」が選ばれた。ほうきを手にした黄色い「ちいさなひと」を描き、「Keep Roppongi Clean」の文字を添えた。
OHAGIさんは、自宅前の道路を挟んだ草むらにペットボトルが放置されているのを見て、人は誰かが住んでいる気配のない場所には平気でごみを捨てると感じていた。六本木で働いていたことがあり、路上のごみが気になっていた。「どんな場所にもそこを大事にしている人たちが必ずいる、ということを感じてほしい」と話す。
今月2日、近くに横断幕が設置された店の関係者は「可愛くていい」と話した。通行中の学生は「これまでかなり汚かった。今日はきれいなので、この状態を続けてほしい」と期待した。
事業費は計約296万円。シール24枚と横断幕16枚を設置した。区は交差点周辺の早朝清掃を民間委託しており、年に約280万~450万円かかる。効果は清掃時のごみの回収量や地元の声などで検証するという。
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