東京大空襲の7756人分「遺骨名簿」 墨田区役所庁舎で発見
1945年3月の東京大空襲で亡くなった犠牲者の名前を記録した「戦災者個別 遺骨霊名簿」が東京都墨田区役所の庁舎から新たに発見された。名簿は51年ごろに都が作成したとされ、7756人分の名前が記載されている。見つかったのは2冊目で、区役所から見つかったのは初めて。区は来年3月までに一般公開するため、準備を進めている。
空襲について研究している区立すみだ郷土文化資料館の石橋星志学芸員によると、空襲直後、遺体は公園などに仮埋葬され、遺留品などから名前が分かる場合は個別に埋葬した上で記録が作成されていた。
仮埋葬された遺体は48~51年ごろ火葬され、同区の都慰霊堂内に移された。並行して、都が改めて名前の分かる遺体の名簿を作成していた。この名簿が遺骨霊名簿とされる。
区が今後予定されている庁舎の改修工事に伴い各課で備品などを整理していたところ、今年4月、住民票などを取り扱う窓口課の資料から名簿が見つかった。
石橋さんによると、2001年、名簿作成に携わっていた元都職員が1冊を保管していたことが分かり、その後、東京大空襲・戦災資料センター(江東区)に寄贈された。今回見つかった名簿は2冊目という。
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