「切り捨てた先に何が残る」 久喜マラソン開催見直し案に波紋
「財政緊急対策・再建宣言」を出している埼玉県久喜市の貴志信智市長は1日夜、来年3月開催予定の第12回久喜マラソン大会について、メイン種目であるハーフマラソンの休止などの見直し案を実行委員会に示した。委員からは「もう動き出している」などと反発が相次ぎ、貴志市長と担当職員が一時中断して協議。その後、来年は予定通り開催し、次年度以降に改めて大会運営のあり方を検討することになった。
久喜マラソンは2016年に始まった。久喜駅前などの市街地を駆け抜け、鷲宮神社で折り返すコースで、今年の第11回大会は市内外から約3200人が参加した。運営費は3900万円で、このうち市の補助金は830万円に上っている。
1日夜に招集された実行委の臨時総会で、貴志市長は大型公共事業の価格上昇の見通しなど緊急宣言の背景事情を報告。「宣言下は(大会の)あり方を変える必要がある」と見直しへの理解を求めた。その後、市の担当者が(1)現状維持(2)メイン種目のハーフマラソンのみ実施(3)ハーフマラソンのみ休止(4)大会そのものの休止――の4案について収支見込みを説明し、意見を求めた。
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