捨てる神あれば……92歳収集家が70年拾ってきた庶民生活の跡
必要に応じて人が手作りした道具から、大量生産・大量消費時代のさまざまな製品まで、古文書にチラシ、新聞、雑誌――種々雑多なモノが会場を埋める。共通点は、どれも庶民の暮らしに関わるものだということ。そして、いつ捨てられてもおかしくなかったところを、ある一人の人物が集め、残してきたものだということだ。
その人物とは、秋田県在住の収集家、油谷満夫さん(92)。70年以上にわたり、ありとあらゆるものを集めてきた。50万点を超えるというコレクションの「ほんの一部」を見せ、収集や取捨選択の意味を考える展覧会が京都で開かれている。
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