青森で2夜連続の大雨、河川が氾濫 1500人超に緊急安全確保
低気圧や前線の影響で大気の状態が不安定となり、青森県では2日夜から3日朝にかけて、前日に続き記録的な大雨となった。激しい雨で河川が氾濫した青森市と五所川原市の計849世帯、1512人に避難情報で最高レベル5にあたる「緊急安全確保」が発令された。
県によると、3日午前6時現在で、住宅46棟を含む計72棟で浸水被害が確認された。また、むつ市で3日朝、冠水した国道で軽乗用車が横転し、運転していた男性が軽いけがをした。
青森市では3日未明、市の西側を流れる瀬戸子(せどし)川が氾濫し、近くの456世帯892人に緊急安全確保が発令された。このうち飛鳥地区では、排水溝から水があふれて道路が冠水し、一部は民家の敷地内にも流れ込んだ。五所川原市でも393世帯620人に緊急安全確保が出され、市街地の北側を流れる飯詰(いいづめ)川で堤防の決壊が確認された。
青森県の宮下宗一郎知事は3日午前、瀬戸子川周辺を訪れ、被害状況を確認した。宮下知事は「10月末まで台風シーズンなので油断はできない。市町村と連携し、復旧の対処に臨みたい」と述べた。
青森県では2日未明にも線状降水帯が発生。2夜連続で大雨になった。気象庁によると、鰺ケ沢町では3日午後3時40分までの48時間雨量が282・5ミリに達し、観測史上最多を更新した。【神崎修一】
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