GoogleがuBlock Originを含むManifest V2拡張機能をChromeウェブストアから削除
親愛なる読者の皆さまへ。ご存じの通り価格高騰などの悪影響でサーバー運営がとても苦しい状態です。回線や台数を整理し見直せる部分は全て見直しましたが、やはりまだ危険水域です。このままだと1ページを10分割ぐらいして無理矢理PVを増やさざるを得なくなってしまいます。そこで、GIGAZINEの物理的なサーバーたちを、たった1円でも良いので親愛なる読者の皆さまに支援してもらえればとっても助かります!今すぐ寄付は上のボタンから! ・ これまでGIGAZINEを支援してくれたメンバーのリスト
Google Chromeの拡張機能の仕様である「Manifest」は2020年12月に「 Manifest V3 」が正式発表されており、2024年6月からは旧仕様の「Manifest V2」の 段階的廃止 が開始されています。2026年8月31日には段階的廃止が最終段階に到達し、Manifest V2拡張機能がすべてChromeウェブストアから削除されました。 Manifest V2 support timeline | Chrome for Developers https://developer.chrome.google.cn/docs/extensions/develop/migrate/mv2-deprecation-timeline#aug_31st_2026_all_remaining_manifest_v2_extensions_removed_from_the_chrome_web_store Google Has Removed Manifest V2 Extensions From the Chrome Web Store, Including uBlock Origin https://webiterate.dev/google-removed-extensions-ublock-origin-108/ Manifest V3では、拡張機能がネットワークリクエスト内の全てのデータを評価し、リクエストを許可するかブロックするかをChromeに指示できる「webRequestAPI」が廃止されました。また、拡張機能のソースコードをリモートでホストすることが禁止されたほか、常時リソースを消費するバックグラウンドページから必要に応じて起動するサービスワーカーへの移行や、API全般を宣言的なモデルに移行して拡張機能が扱えるユーザーデータを制限するといった変更が加えられました。GoogleはManifest V3で加えられたこれらの変更について、ユーザープライバシーやセキュリティの保護、そしてパフォーマンス改善に向けた取り組みだと主張しています。しかし、Manifest V3では拡張機能とウェブサイト間のデータのやり取りや、開発者が拡張機能に持たせられる柔軟性が低下するため、結果として拡張機能のパフォーマンスが大幅に制限されるとの批判もあります。
そういった批判もある一方で、Googleは2024年6月から計画通りManifest V2の段階的な廃止作業を開始し、Manifest V2拡張機能をインストールしているユーザーが拡張機能の管理ページにアクセスすると、「インストールされている一部の(Manifest V2)拡張機能がまもなくサポートされなくなる」ことを知らせる警告バナーが表示されるようになりました。同時に、Manifest V2を使用している「おすすめ」バッジ付きの拡張機能はバッジを失いました。 Googleが拡張機能仕様「Manifest V2」の段階的廃止を開始 - GIGAZINE
その後、2025年3月にはManifest V2がデフォルトで無効になりましたが、ユーザーはManifest V2拡張機能を引き続き使用するために再度有効にすることができました。同年7月には、Chromeのすべてのチャンネルのすべてのユーザーに対してManifest V2拡張機能が無効になり、ユーザーは再度有効にすることもできなくなっています。 そして2026年8月31日には、残りのManifest V2拡張機能がすべてChromeウェブストアから削除されることが発表されました。Chrome 138以前にインストールされたManifest V2拡張機能は引き続き使用可能ですが、更新を受け取ることができず、Chromeから削除された後にChrome ウェブストアから再インストールすることはできません。
影響を受けるのはChromeブラウザだけではなく、Googleのオープンソースブラウザ開発コードベースである Chromium ベースのブラウザも同様です。ユーザーは、使用しているChromiumベースのブラウザがManifest V2を引き続きサポートしている場合でも、ChromeウェブストアからこれらのManifest V2拡張機能を検索したりインストールしたりすることができなくなります。 特に影響を受けるとされているのが広告ブロッカーであり、「Manifest V3は広告やトラッカーをブロックする拡張機能を無効化するためのものではないか」とも指摘されていました。デジタルにおける言論の自由を擁護する非営利団体・電子フロンティア財団(EFF)も、「Manifest V3は詐欺的で脅迫的です」と非難しました。 Chrome拡張機能の新仕様「Manifest V3」は非常に有害だと電子フロンティア財団が非難 - GIGAZINE
そこで、Google Chrome向けの拡張機能を利用しているため同様の影響を受ける Brave のブラウザチームは、人気の高いManifest V2拡張機能である広告ブロッカーの「AdGuard」「uBlock Origin」、上級ユーザー向けのデータ通信管理の「uMatrix」「NoScript」を独自のバックエンドでホストし、ユーザーがブラウザのインストール時に簡単に有効化できるようにすることを 発表 しました。Braveは「可能な限り、そして拡張機能開発者の協力が得られる限り、プライバシー関連のManifest V2拡張機能のサポートを継続します。Braveの独立性のおかげで、Googleによる強制削除によってBrave Shieldsが弱体化することはありません。旧規格の廃止と新規格への移行がどうなろうとも、Braveは拡張モジュールよりも優れた、より安定した保護を提供し続けるでしょう」とアピールしています。
・関連記事 GoogleがChromeの広告ブロックの新方式「マニフェスト V3」を正式発表、拡張機能やPWAの改善などの新情報も - GIGAZINE Googleが拡張機能仕様「Manifest V2」の段階的廃止を開始 - GIGAZINE Google Chromeによる広告ブロッカー「uBlock Origin」の段階的な廃止がスタート - GIGAZINE Chrome拡張機能の新仕様「Manifest V3」は非常に有害だと電子フロンティア財団が非難 - GIGAZINE Chromeに続いてEdgeもManifest V2拡張機能の段階的な無効化を開始、uBlock Originなど従来型広告ブロッカーにも影響 - GIGAZINE
You can read the machine translated English article Google removes Manifest V2 extensions, i… .
この要約はメディアの公開フィードから5Newsが集約したものです。 文脈も含めた全文はgigazine.netにあります — コンテンツの権利はGIGAZINEに帰属します。