インドネシアで500人超が食中毒 不評の「無料給食」で再び
インドネシア東ジャワ州シドアルジョで1日、政府の無料給食を食べた生徒500人以上が食中毒とみられる症状を訴え、病院で治療を受けた。相次ぐ食中毒を受け、政府が対策を強化する中で、大規模な被害が再び起きた。
地元保健当局によると、吐き気や嘔吐(おうと)などを訴えたのはイスラム寄宿学校の生徒ら計566人。2日時点で88人が入院している。国家栄養庁は、調理した給食センターを30日間の業務停止とし、原因を調べている。
無料給食はプラボウォ大統領の看板政策。教育監視団体によると、昨年の開始以降、8月上旬までの食中毒被害は約3万7600人に上った。政府は衛生基準を満たさない給食センターを閉鎖するなど、急拡大してきた事業の立て直しを進めている。巨額の財政負担や事業を巡る汚職も問題となっており、7月の世論調査では「不満」が6割超に上った。【バンコク小泉大士】
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