勝負を分けた歩の働き 豊島九段好発進 A級順位戦観戦記
A級順位戦▲佐藤天彦九段―△豊島将之九段は、角換わりのじっくりした進行をたどった。中盤の勝負どころでの歩の使い道の差で豊島九段が徐々にリードを奪い、自然な手を積み重ねて佐藤九段に攻めの糸口をつかませず勝利した。観戦記執筆は藤本裕行さん。
佐藤は前期3勝6敗で陥落の危機をしのいだ。A級在籍は連続12期(うち3期は名人)となる。叡王戦と朝日杯でベスト4など、昨年度後半から復調の兆しが見える。
豊島は前期6勝3敗の勝ち越し。A級在籍は連続10期(うち1期は名人)となる。昨年度は銀河戦で優勝。NHK杯戦でベスト4と、早指し棋戦で好成績を挙げた。
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