拡大するドイツ極右政党AfDの公約が物議 標的は「バウハウス」
めまぐるしく変化する国際情勢は、日本での暮らしとも密接に関わっています。紛争、国際政治、気候変動といった硬派なテーマから、外国の流行や食などソフトな話題まで、多角的に伝えます。
独東部ザクセン・アンハルト州エーゲルン。この夏欧州を襲った熱波の余韻が続く8月上旬、人口約3000人の小さな町の広場はにぎわっていた。9月6日に迫る州議会選挙を前に、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の州支部が開いた選挙イベントだった。AfDは州内で40%超の支持率を得る人気ぶりだが、選挙に向けて党が提唱した文化政策が物議を醸している。
<主な内容> ・「ドイツ人にも誇りを」 ・AfDが目を付けたアイデンティティー ・「反ナチス教育」と「罪悪感」 ・バウハウスに矛先のわけ ・モダンか、ドイツ的か 関連記事があります。 「われわれこそが多様性」 矛先向けられたバウハウスの反論
ドイツ的な文化を推進する――。4月に発表された選挙公約では、そんなスローガンのもと、ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を引き起こしたナチス時代の反省から生じる「罪悪感」からの脱却を訴えた。
特に注目を集めたのは、「モダニズム建築」で世界的に有名な美術学校「バウハウス」を名指しで批判したことだった。1919年に開校したバウハウスは革新的な芸術教育を行い、20世紀以降の建築に大きな影響を与えた。そのデザインは、19世紀まで主流だった装飾の多い建築から一線を画し、洗練されたシンプルさが特徴だった。だが、ナチス政権に弾圧され33年に閉校。州内外に残る建築群は世界遺産にも登録されている。
「われわれこそが多様性」 矛先向けられたバウハウスの反論 1/1 09:00 排外主義を堂々と唱える独AfD でも支持者は「極右ではない」 10/5 05:01 東西格差、難民の凶悪事件を背景に 独第2党躍進の「極右」AfD 2/24 20:33 深掘り 4000万円を極右に献金した73歳の告白 陰謀論は「だが真実だ」 10/5 05:00 深掘り 欧州を席巻する極右・ポピュリスト政党 排他的な主張武器に躍進 7/30 06:02 図解あり 足りない住宅 あふれる難民 ドイツで「極右」伸長の背景とは 2/17 15:01 あわせて読みたい この記事の特集・連載 連載 激動の世界は今 フォロー すべて見る この記事の筆者 五十嵐朋子
この要約はメディアの公開フィードから5Newsが集約したものです。 文脈も含めた全文はmainichi.jpにあります — コンテンツの権利はMainichiに帰属します。