10秒で「起立多数」どう判断? 福岡県議会の動議採決に疑問の声
「起立多数であります」。金銭授受疑惑などで揺れる福岡県議会で、17日に開かれた臨時会。当時議長だった蔵内勇夫氏(25日に議員辞職)に対する議長職の辞職勧告決議案が出されたが、自民県議が出した採決中止を求める動議が可決された。ただ、中止賛成で起立した議員と、反対して座る議員とで議場は割れたが、わずか10秒ほどで賛成多数と判断された。電光石火の起立採決に議員からも疑問の声が上がっている。
「賛否の人数が拮抗(きっこう)するような重要な採決では、正しい記録を取る必要があるのではないか」。県議会の塩生(しおにゅう)好紀議員(日本維新の会福岡)は28日、起立採決のあり方などについての板橋聡副議長宛ての申し入れ書を提出後、記者団にこう問題提起した。申し入れ書では、今回の動議で起立多数と判断した方法や基準を明らかにすることも求めたという。
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