世界有数の歓楽街タイ・パタヤ 「買春の街」から脱却、道半ば
中東に展開していた米空母エーブラハム・リンカーン(乗組員約5000人)が近郊に寄港したタイのリゾート地パタヤ。現地では米兵らの上陸を前に、地元警察は売春の一斉摘発に乗り出した。
ベトナム戦争時に米兵の保養地として発展し、世界有数の歓楽街となったこの街は、じつは「家族向けリゾート」へのイメージ刷新を模索している。だが、街を支えてきた巨大な性産業は、今も根強く残っている。
「海が見たい」。6月中旬、幼い頃から男手一つで育てていた長女トゥンチャノックさん(17)は友人に誘われ、初めてパタヤへ旅行に出かけた。だが数日後、連絡が取れなくなった。見つかったのは6月末だ。線路脇に捨てられたスーツケースの中から遺体で発見された。
防犯カメラの映像などから、オーストラリア人の40代の男性が殺人容疑などで逮捕された。現地メディアによると、買春目的でトゥンチャノックさんを自宅に連れ込み、金銭の支払いを巡る口論の末、殺害したとされる。
「私たちは貧しかったが、娘には悪いことをするよう教えたことは一度もない」。トンチャイさんはそう語り、「仕事で忙しく、束縛されていると感じさせたくなくて、十分注意を払えなかった。娘はまだ、とても幼かった」と言葉を詰まらせた。
パタヤは首都バンコクから車で約2時間。国内外からは毎年、大勢の観光客が訪れる。ビーチ沿いにはプール付きのリゾートホテルや巨大なショッピングモールが並ぶ一方、夜になると、中心部では水着姿の女性らがステージで踊る「ゴーゴーバー」などの店が開く。女性との交渉次第で、性的サービスを受けられる店も多い。
250日超航海の米兵5000人、パタヤで休養へ 地元に期待と警戒 8/30 19:38 「30ユーロでいいから」 森の奥深くへ 記者を誘う女性たち 2/3 05:01 動画あり ラオスで日韓旅行客が関わる「児童買春」の闇 11/27 06:00 「目に余る」 ラオス児童買春、外務省の注意喚起を引き出した女性 6/27 21:19 黄色に染めた「絶対に行ってはいけない通り」 住民らが込めた思い 4/30 14:00 「あなたは残って働いて」母に売られた12歳の少女は、性交だけは拒んだ 11/10 16:00 あわせて読みたい この記事の筆者 国本愛
この要約はメディアの公開フィードから5Newsが集約したものです。 文脈も含めた全文はmainichi.jpにあります — コンテンツの権利はMainichiに帰属します。