3年目の阪神・下村海翔 「5度目の正直」で涙のプロ初勝利
ケガや手術を乗り越えた3年目のドラフト1位右腕がプロ初勝利を挙げた。阪神の下村海翔は5回2失点と粘り強く投げると、打線の援護もあり待望の白星を手中に収めた。ヒーローインタビューで両親に話が及ぶと、思わず目頭を押さえた。
同じ2023年ドラフトで1位指名された巨人・西舘勇陽との投げ合いだった。三回に先制の2ランを浴びた後も四回に1死一、三塁のピンチを背負ったが、キャベッジをフォークで空振り三振、続く石塚裕惺の打球は反応良く捕球し切り抜けた。
下村の粘りに打線も応えた。1点を追う六回1死一塁から、坂本誠志郎が逆転2ランを放った。「下村が頑張って良い投球をしてくれたので、良い場面で打つことができてよかった」と振り返った。
下村は青山学院大から入団直後に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。2年間登板がなく、7月2日の中日戦でプロ初登板初先発を果たしてから、「5度目の正直」で初白星をつかんだ。「入団してから時間がかかってしまったんですけど、1軍で勝つことを目標にリハビリをやってきたのでうれしい」と喜びを語った。
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