73歳の「丹沢のチャンプ」 山頂に荷物を届けて8500回
ランニング用の短パンにTシャツ、足元は蛍光色スニーカー。今にも走り出しそうな格好と勢いだが、目の前には神奈川県の丹沢・塔ノ岳(1491メートル)。そこを約20キロのカップ麺を背負って登る。
山頂の山小屋・尊仏山荘に飲食料品やガスボンベなどの荷物を運ぶ「ボッカ(歩荷)」を担う。8月13日、登頂回数は前人未到の8500回目を迎えた。
登山者らは親しみと敬意を込めて「丹沢のチャンプ」と呼ぶ。「おめでとう」「すごいですね」。この日も行き交う登山者が声をかけると、両手を挙げ、笑顔で応じた。
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