9月4日は「くじらの日」 麺やカツ…長崎で鯨食の魅力PR
長崎伝統の鯨食文化の魅力を発信しようと「くじらの日」の4日、長崎市の飲食事業者などがクジラを使ったグルメを発売する。事業者が8月28日、長崎市役所を訪れ、鈴木史朗市長にPRした。
スーパーマーケット「エレナ」は4日から2週間、鯨肉加工卸売会社「日野商店」と共同開発した「鯨のにぎり寿司(ずし)」(990円)を長崎市などの20店で販売。クジラのあごからほおにかけての希少部位で脂が乗った「鹿(か)の子」と本皮のスライスを使用する。エレナの中村義昭専務は「クジラは普段の食卓に並ぶのが年々少なくなってきているが、次の世代に残していきたい」と強調し、日野商店の日野裕貴専務も「『クジラはおいしいんだ』ということを若い人たちに伝えていけたら」と語った。
また、「麺也オールウェイズ」は、鯨肉加工販売「井上海産物」、長崎大の「魚料理研究会」と共同開発した「長崎鯨らぁめん」(1500円)を4~15日(8~10日は休み)、万屋町本店で販売。鶏チンタンとクジラ本皮のだしの絶妙なバランスが特徴だ。長崎市役所の食堂「ル・シェフ」は4日、限定ランチ「鯨のしょうが焼きとひとくちカツ」(800円)を提供する。
各メニューを試食した鈴木市長は「おいしい。クジラのそれぞれの部位の長所をうまく引き出していただいている。長崎の新しい名物になるよう、みんなで頑張っていきましょう」と語った。【樋口岳大】
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