AIは3歳児のスーパーマン
世界最大のファウンドリー企業、台湾TSMCのミー・ユージエ共同最高執行責任者(COO)は最近、AI(人工知能)を「3歳児のスーパーマン」に例えた。世界を持ち上げる怪力を持ちながら、自分の力の重みを十分に理解しておらず、善悪を見分ける能力もきちんと備えていない存在、という意味だ。TSMCが、機密性の高い研究・開発情報にAIを活用する際には慎重であるべきだと強調する中で出た発言だった。この言葉が興味深いのは、驚異的な性能と未熟さが危うく共存する現在のAI技術の本質と、最近浮上したAI終末論をめぐる議論の核心を的確に突いているからだ。
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