言葉は失っても… 大分商・中野選手「祖父を笑顔にする1本を」
「おじいちゃんを笑顔にする1本を打ちたい」。第108回全国高校野球選手権大会に出場している大分商の中野斗真(とうま)選手(3年)は、3年前に脳内出血で倒れ、一時は生死の境をさまよった祖父への思いを胸にグラウンドに立っている。
小学1年の時、祖父の河野謙一さん(78)と少年野球の試合を見学した。「野球やってみらんか」の一言が、甲子園を目指すきっかけになった。当時、父は単身赴任中。母は夜勤のある看護師で、謙一さんらが週の半分ほど家に泊まり込み、中野選手ら3兄弟の世話をしてくれた。
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