イスラエルがレバノン南部攻撃 子どもや女性ら11人死亡か
イスラエル軍は15日、レバノン南部を攻撃し、イランの支援を受けるイスラム教シーア派組織ヒズボラの指揮官らを殺害したと発表した。南部の緩衝地帯で活動中だったイスラエル兵士らがドローン(無人機)攻撃を受けたため、報復としてヒズボラの司令部など「テロ施設」を標的にしたと主張している。
ヒズボラは声明で、イスラエルのネタニヤフ首相が政治的立場を強化し、選挙で勝利するために戦闘を拡大させていると非難。レバノン当局に対して、イスラエルとの直接交渉を進めるのではなく、攻撃を止める方法を模索するよう求めた。
イスラエルとレバノンは6月下旬、米国の仲介で和平実現に向けた枠組みで合意した。ヒズボラの武装解除とイスラエル軍の撤退が盛り込まれたが、ヒズボラは武装解除を拒否。イスラエル側も完全な武装解除が達成されるまで占領地域から撤退しない方針で、計画の履行は困難を極めている。【カイロ古川幸奈】
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