自由と自律の「象徴」エルムの鐘が復活 北大開学150周年
北海道大は14日、開学150周年を迎えた。節目に合わせ、長年使用されていなかった農学部本館時計塔の「エルムの鐘」を復活させ、鳴鐘(めいしょう)式を開催。宝金清博学長らがロープを引き、重厚な音を響かせた。
北大によるとエルムの鐘は青銅製で、1934年に米国で製造された。高さ50センチ、直径64センチ、重量およそ90キロ。35年に農学部本館に設置され、学生らに時刻を知らせてきたが、戦時下に停止して以降は故障などもあり、ほとんど使った形跡がないという。
北大では開学150周年に向け、修復に着手。故障していた鐘を打つ装置を取り外し、手動で鐘を打てるように麻製のロープを取り付けるなどして修復した。
宝金学長は「やわらかく、素晴らしい音だった」と感想を語り、「鐘は自由や自律といった大学の精神を表している。学ぶことの意味を後世に伝えてほしい」と述べた。
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